「あせも」「やけど」へのロコイド軟膏の効能
あせもややけどは、いつだれがなってもおかしくないですよね。あせもに関しては、特に赤ちゃんに多く、体の発疹やかゆみで機嫌が悪い様子をみると親御さんは早く治してあげたいと思い病院へいきますよね。やけども同様だとおもいます。
小さい子供は、熱いものをまだ認識していないことも多く、熱いものに触れてやけどするということもあります。子どもだけでなく大人にもなることなので安心はできません。
そんな中、たくさんの人が
- あせもはロコイド軟膏で効くの?
- やけどしたときは、ロコイド軟膏使用すればいいの?
- 使用時、注意することはどんなこと?
など気になるだろうと思うことを記載していきます。
ロコイド軟膏について
ロコイド軟膏は、皮膚の炎症を抑えてくれる作用があります。
ステロイドの中では、即効性はありませんが、皮膚にやさしく効きは穏やかであるため、顔や陰部など皮膚が薄い部位にも使える薬となっています。
ロコイドの特徴について
- 中等度の強さに属するステロイド剤である
- 抗炎症作用がある
- 赤ちゃんからお年寄りまで使用することができる
- 顔や陰部、首などの皮膚が薄い部位にも使いやすい(使用するときは注意することもありますので把握しておきましょう)
ロコイド軟膏は、あせもに効果あるの?
あせもを治療するときは、ステロイドが入っているものを使用することで改善されていますので、ステロイドが入っているロコイド軟膏は、あせもに効果があります。
しかし、ステロイド作用が中等度なので即効性があるというわけではありませんが、ゆっくりと改善していきますので安心してください。
あせもを早く見つけて病院へ行くことで早期治療することができますので、かゆみや発疹も早く治り跡が残る心配はありません。
ロコイド軟膏はやけどでも効果あるの?
まずやけどの程度について記載します。
やけどの程度について
Ⅰ度熱傷:皮膚が赤くなり痛みがある(数日で治る)
浅達度Ⅱ度熱傷:皮膚が赤く、痛みあり、水ぶくれもできる
深達度Ⅱ度熱傷:水ぶくれはできるが、皮膚の色が紫色から白くなる、痛みがないことも特徴
Ⅲ度熱傷:水ぶくれはできず、痛みもない、皮膚が黒色や褐色になる
ロコイド軟膏が効果あるのは、軽い症状のⅠ度熱傷ですので、それ以上のやけどの場合は処置方法が違ってきますので、必ず病院へ受診して医師の診断を受けましょう。
ロコイド軟膏に使用方法について
- 塗る箇所を清潔にしてから塗るようにしましょう。入浴後に塗ることをおすすめします。
- 大量に塗らないようにしましょう。
- 長期間使用し続けないようにしましょう。症状が改善したら使用やめましょう。
使用時に注意することは?
- 塗ったり塗らなかったりはしないようにしましょう。もし、忘れてしまっていたら、気づいたときにぬるようにしましょう。そのときに塗る箇所を清潔にすることを忘れないでくださいね。
- 使用していて副作用の症状などがでればすぐに使用を中止しましょう。子供の手が届かない場所へ保管しましょう。
- 目や口に入らないように注意しましょう。入ってしまっ場合は、すぐに洗い流し病院へいくようにしましょう。
まとめ
今回、簡単ではありますが、ロコイド軟膏があせも、やけどに効能があるのか記載させていただきました。
ステロイドだからといって副作用を心配する声もあると思いますが、使用方法を間違わなければまず心配することはありません。あせもややけどでも程度によればとロコイド軟膏が使用できないこともありますので、自己判断で使用せずに必ず、病院へ行って適切な薬をもらうようにすることで早期治療を開始することができます。
今後、やけどやあせもを経験したときにこれらのことを参考にしていただけるとうれしいです。